私が派遣先で担当した仕事とは主に、文字通り、「日本語クラスでのアシスタント」です。やるべきことは、具体的には、先生のお手伝いを中心として、授業時に教室を歩き回り、問題に取り組んでいる生徒のアシスト、教科書のコピー作成、テスト作成、採点、などなど、多くありました。授業のレベルは様々あり、ひらがな・カタカナの基礎から、会話作り、専門的な文法の分野まで広がります。
私の滞在した学校先では、Splitlevelという制度があり、一つの時間帯で二つのクラスが合同に授業を受けるシステムがありました。そこで私はBeginners11というクラスをstudentteacherとして担任させていただきました。teacherというからには、それなりの立場で仕事をこなさなければならなく、まして英語で全てを進行する、、、教科書選び、テスト作り、やることは先生と変わりません!自分は日本語を教えた経験もなく、ましてそれを英語で理解し、教えなければならない毎日。ネイティブを相手とするのだから(まして高校生!)、英語力もかなりのものが求められる・・・予想以上にチャレンジングな毎日に、戸惑いを感じ、このプログラムに参加したこと自体に疑問を感じることもあり、滞在した初めの2週間は自分と戦い模索する毎日でした。
なんてったって、ゼロからの挑戦です!恥ずかしさ、悔しさ、多くの辛さを経験しました。でも、「辛いことはあって当たり前なことで、それは覚悟をしていたはず」と、気持ちを強く保ち、初めからできなくて当たり前なこと、自分の周りに自分を支えてくれるたくさんの人々がいることを思い出し、様々な場面で辛いことを乗り越える術を学びました。そして自分で状況を少しずつ変える方法はいくらでもあることに気づき、UBCの図書館に行き勉強したりするなど、日本語教師免許取得に希望を抱いた時もありました(笑)何より力になったのは、真剣に私の話を聞いてくれる生徒達の姿勢と笑顔でした。「この子たちのために頑張ろう!よりよいクラスを作ろう!」と、彼らにはずいぶん背中を押してもらい、その気持ちがもっと前に進もうというエネルギーに変わっていきました。
このプラグラムはたくさんのことを気づかせてくれます。私の場合、上記を含め、生徒を通じ、幅の利くコミュニケーションの方法を学び、また自分を知る素晴らしい機会で、自分は常に支えられていることがとてもありがたく、人に恵まれ、幸せを感じた4ヶ月間でした。精神的に、強く、そして自分にいい要素を作れるようになった気がします。
私の場合、このプログラムに参加した動機は漠然としていて、ただ「ちょっと変わった環境に飛び込んでみたい」という気持ちが1番にありました。ちょっと挑戦的でした(笑)その挑戦的な姿勢ゆえに辛さも様々経験しましたが、今となっては、「挑戦したことに意義があった」と強く思います。
このプログラムは「楽しい」の一言で言い表すことは出来ません。新しい場所で、新しい人々に加わり、ゼロから挑戦を始めることは、辛さはつき物です。しかし、その「Difficulty」こそがいろんなことを教えてくれました。あなた次第で、それは奥深いものにも、からっぽなものにもなりえます。
「頑張りは必ず何かの形で帰ってくる」、それを教えてくれるいいプログラムです。いろんなタイプの人々に囲まれ、文化を知り、これから社会に旅立つ私にとってとても貴重な機会でした。