私はダンカンという小さな町で小学低学年の授業を担当し、高校生の日本語授業のアシスタントをしています。
小学生の授業では一人でクラスを担当しなければいけません。
折り紙やおにぎり作り、ゲームに日本の文化を取り入れるなど、体を使って楽しみながら日本の言葉や文化を知ってもらうようにしています。
初めは一人で授業を進める事に不安を感じていましたが、思っていた以上に子供達が日本の文化に興味を持ってくれていたので、授業の度にいろいろな反応をして喜んでくれます。
しかし、いざ日本の文化!と考えてみても、自分自身よく分かっていなかったり、カナダの子供達にあった遊びを見つけるのも意外と難しいものです。
もともと語学力にも自信がなく、最初は生徒からの質問も聞き取る事すらできず、悔しい思いをしましたが、それがバネとなり毎日勉強、勉強・・・!!ESLにも生徒として授業に参加させてもらっていたので、時に涙が出る程の宿題を貰い目が回るような日もありましたが、ここでの生活も、人生の中でほんのわずかな時間!やれれる事は全てやりたい!!と常にベストを尽くしていました。
しかし、このプログラムを始めて1ヶ月を過ぎた頃でしょうか・・・思うように英語が上達せず、少し落ち込んでいた時に、ある生徒の母親が「あなたが日本語の先生ね。娘が3歳の妹に一生懸命日本語を教えているのよ」と話してくれました。それを聞いた時、つたない私の言葉から、彼らは私の教えた事をちゃんと学んでくれているんだ!と涙が出るほど嬉しかったです。ここでの生活で、毎日子供達の笑顔に囲まれ、元気いっぱいのパワーを貰い、毎日発見と感動と感謝で、寂しさや孤独を感じた事は一度もありません。
また高校生の授業では私はアシスタントとして席を周り、間違えをチェックするなど、補助的な事をしています。
彼女達からも空いた時間に英語を教わり、また一緒の寮で生活をしているので、テスト前に特別勉強会を開いたり、スポーツをするなど、楽しい時間を過ごしています。
今は前半の3ヶ月のプログラムが終わり9月まで夏休みを満喫していますが、当初夏休みは旅行でアメリカに行く計画をたてていました。しかし、もっと子供達と深く関わりたい!私の英語の上達を自分の事のように喜んで助けてくれる先生達を驚かせたい!と思い
語学学校に行く事にしました。お陰で語学学校でもすばらしい友達が沢山でき、本当に、本当に毎日充実しています。
ふとしたきっかけでこのプログラムを知り、大自然ですくすく育った子供達の笑顔に出会う事ができ、たったこの3ヶ月で学んだ事があまりにも多すぎる気がします。
せっかく見つけたチャンスなので、今できる事を大切にして、どんどん新しい事にチャレンジし、ベストを尽くせばきっと大きなモノが手にできる気がします!
そして、子供達のこれからの人生の中で少しでもこの時間が何かの役にたてれば最高だな!!とよくばりな事を考えながら、残りの4ヶ月も子供達と楽しい思い出を作るつもりです。